その昔、ソリティアデッキがありました。

凶悪なそのデッキは1ターンキルは当たり前、安定でビートダウンがビートしきれずに負けることが当たり前で削りきれないバベルデッキがメタにあるとかふざけた環境でした。
凶悪すぎたそれの動きを止めるため、トレイリアのアカデミーを禁止した

しかし熱心なコンボビルダーにはそれはビクともせず次々に後継機を作り、たくさんのプレイヤーを屠った

激しいイタチごっこの末、WotC社は泣く泣く精神力を禁止 環境からMoMaを消し去った。

禁止カード:
トレイリアのアカデミー
意外な授かり物
波動機
時のらせん
記憶の壷


時は5年が過ぎ、カーンは次元アージェンダムを作り上げた

メムナークはその管理を任され、生を作り、ミラディンという金属世界を作り上げた
しかし、そこにいる生物はメムナークの理想の生物からか、非常に凶悪に、早く、自身のミラディンを食い尽くす事になってしまう
まず、はじめに頭蓋骨締めが禁止に指定される。アドヴァンテージのとり方が狂っている。当然の判断である。
少し間が空き神河-ミラディンにスタンダードが移り変わる。そうして、メタが大きく動くこととなる。
親和の対抗馬、ゴブリンの退場である。圧倒的打撃力、総帥の招集によるリカバリーともに一歩上を行くゴブリンに親和は速度ではどうにもならなかった。

その対極のメタが消えたことで親和対アンチ親和というなんともおぞましい風景ができてしまった。実際会場でもはいはい親和親和みたいな部分が見え隠れしていた

WotC社は再び決断を迫られ大量の禁止カードを生む羽目になる。

禁止カード:
頭蓋骨絞め
大霊堂の信捧者
古えの居住地
大焼炉
協議会の座席
伝授の樹
轟きの大聖堂
電結の結合者
ダークスティールの城塞

そして8年が過ぎ、ミラディンに不吉な影が・・・・
ミラディンは新たな剣を打ち出し、それまで影の存在であった首謀者、石鍛冶の神秘化が動き出す。それまで凶悪であったジェイス。
かつては忘却の輪や、真髄の針が合ったこと、審判の日対策である不屈の随員 続唱など、プレインズウォーカー以上に即物的なパワーカードの存在があった為、強くても妥当だ、そう思われていたし、実際そうだった。

しかしアラーラブロックが落ち、針も基本セットから脱落。残ったジェイス(とギデオン)の独裁が始まる。
原初のタイタンによりできたヴァラクートも傷跡、包囲戦と進むにつれ勝ち星の少ないデッキに・・・・

原因は石鍛冶の神秘化から現れる、対抗色の能力を持つ剣の存在である。

戦隊の鷹に装備品を付けるイージーゲーム、それがCaw-Bladeの実態であった。酷い話、グランプリダラスフォートワース11では上位8人がジェイスを4枚、つまり32ジェイス体制であった。
これは過去の例から見てもトップメタvs対トップメタではなく、トップメタvsトップメタと非常にタチの悪いものとなった

グランプリシンガポール11でも大きなメタの変化が起こらず(むしろ悪化している)禁止カードに指定された

禁止カード:
石鍛冶の神秘化
精神を刻むもの、ジェイス

余談だが、禁止カードが作られたセットのデザインチームには毎回Mark Rosewaterの名前が存在する。これは偶然だろうか?いや、・・・・・

最後に
















ザまあああああああああああああああああああああああああぁぁぁlっぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああ!

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